手作りの火掻き棒です。 鉄製、鍛造、溶接等の技法で制作されています。 長さ約73cmと大きめのサイズです。 BBQやキャンプの焚き火、薪窯、コークス炉、炭焼き、野焼き（農業）など火炎を扱う際の道具としてお使いいただけます。 また災害時には、危険な瓦礫やガラス片から手指を守る道具としても便利だと思われます。 西洋鍛冶師が使う伝統的な火掻き棒の形状を参考に制作しています。 先端に重量バランスがある為、「L」字形状になっているだけの火掻き棒よりも捩じれにくいです。 平面部分が長いので細かい炭や灰などを集める事が効率的に行えます。 U字部分は、灰の中から小さく砕けた炭やネジ釘等の異物を掬い上げる事ができます。 先端は尖った形状に加工してあります。 燃えている木材や炭を突き刺し、火炎の上に引き揚げる為に使われます。 また火勢が強すぎる際に、木材を焚火の外に引き摺りだすのにも便利な形状をしています。 ハンドル部は人差し指がかかる部分が凹んでおります 捩ったり、抉ったり、引っ張る際に指がかかることで力強く握れる形状となっています。 グリップ自体がリング状ですので壁掛け収納もし易く、グリップ自体に熱が溜まりにくくなっています。 ・寸法と重量(平均値) 材質：鉄 全長：約73㎝　幅：約21㎝　厚み：約1㎝　重量：約0.5ｋｇ 手作りのアイアン雑貨ですので各寸法や重量に若干の差が生じます。 鉄の表面には酸化膜の剥離跡、鍛造の凹凸、ヘシの跡などがございます。 ご理解、ご了承の程お願いいたします。 火掻き棒のみが商品となります。 ・使用方法について 火炎の中に火搔き棒を放置しないでください。 ハンドル部が高熱になりますので火傷の危険があります。 鉄部の劣化も早めてしまいます。 表面は食用油でシーズニング（油焼き）済みです。 黒艶があり、表面はサラサラに乾燥している状態です。 一般的なダッチオーブンやスキレットの様に工業用のニスやサビ防止油を塗っている状態ではありません。 火の中に出し入れして使用する道具ですので薄めのシーズニングとなっております。 炎の中で焼き切れたり、熱が加わることで酸化しサビやすくなりますので都度油を塗っていただく等の お手入れをしていただくと長くご使用いただけると思われます。